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犬の散歩の時間と距離と回数
犬の散歩と言っても、犬の大きさや犬種によって距離や時間など結構な違いがあります。
また同じ犬種でも子犬の時と老犬になった時では、もちろん違ってきます。
個体差もありますので、よりベストな散歩が毎日の習慣となることを目指して行きましょう!
犬の散歩の時間と回数
小型犬は、1日に1回30分程度の散歩が目安となります。
(できることなら、1日に2回15〜20分の散歩の方が良いです。)
中型犬は、1日に2回30分程度の散歩が目安となります。(1日の合計が1時間)
大型犬は、1日に2回30〜60分程度の散歩が目安となります。(1日の合計が1〜2時間)
大きさに定められた基準がないので目安となります。
超小型犬 成犬時の体重が4kg未満
小型犬 成犬時の体重が5kg以上〜10kg未満
中型犬 成犬時の体重が10kg以上〜20kg未満
大型犬 成犬時の体重が20kg以上
犬の散歩の距離
ワンちゃんがウンチをしたり寄り道したりする時間をプラスして
小型犬の歩く速さは、時速3.6kmです。
中型犬と大型犬の歩く速さは、時速4.6kmを基準とします。
(人間の歩く速さは、時速4.8kmです。)
小型犬は、1回の散歩で1.5〜1.8km(約30分)の距離が目安となります。(1日の合計が1.5〜1.8km)
2回の場合は、1回に800m(約15分)の距離が目安となります。
中型犬は、1回の散歩で2〜2.3km(約30分)の距離が目安となります。(1日の合計が4〜4.6km)
大型犬は、1回の散歩で2.3〜4.6km(30〜60分)の距離が目安となります。(1日の合計が4.6〜9.2km)
※愛犬の歩く様子を見ながら散歩を行ってください。
犬の年齢によって散歩方法を変える
子犬は、まだ骨格が形成されてないので
あまり強引に走らせたり、高い所からジャンプさせたりしない。
そのためにも、外ではあまり興奮させないようにする。
成犬は、犬の様子に合わせて
体力があまって問題行動を起こす時は回数を増やしストレスを軽減させたり
散歩の距離を長くしたり、ボール遊びでリフレッシュさせてあげることも大事なことです。
トロットと呼ばれる、犬が少し早歩きするくらいの速さがとても良い運動になります。
例えばミニチュアダックスなどの小型の老犬は、関節に負担がかかるので1日に2回20分程度で
1回にあまり長い時間の散歩をさせないように心掛けましょう。
4本の足でバランスよく歩いているか? リズミカルに歩いているか?
普段から歩き方を観察するなど注意が必要です。
犬と一緒に散歩をして観察してもリードの距離では、なかなか分かりません。
別の方に散歩をお願いして5メートルほど離れて観察すると歩き方の異変に気付きやすいです。
犬の歩き方のトロットとは
犬が歩いたり走ったり、速度によって足の運び方に違いがあることが分かります。
ゆっくり歩いている時は、足を1本1本運んで歩いていることを“ウォーク”と呼びます。
ウォーク=普通に歩くこと
犬を真上から見た時に対角線の右前脚と左後脚、左前脚と右後脚を同時に動かしながら少し速く歩くことを“トロット”と呼びます。
トロット=早歩き
どれか1本の脚しか地面に着いていない走り方を“キャンター”と呼びます。
キャンター=小走り
飛ぶように走ることを“ギャロップ”と呼びます。
ギャロップ=全力疾走